特集・福知山線脱線事故

 兵庫県尼崎市のJR福知山線の電車脱線事故で、同県警は26日夕、マンションに激突した先頭車両と2両目に生存者がいるかどうか確認するため、特殊な探査機材を使い、消防と合同で内部を調査した。しかし、生存者の反応は確認できなかった。県警と消防は、車内には乗客ら10〜20人程度が閉じ込められているとみて、同日夜から27日未明にかけ、救出と生死確認に向けた作業を続行。新たに女性5人、男性3人の遺体を収容した。
 事故の死者は計81人となり、負傷者は456人に達した。県警尼崎東署捜査本部は業務上過失致死傷容疑で捜査を進め、この日も脱線電車の車掌(42)やJR西日本関係者から事情聴取。今後、乗客からも事情を聴き、詳しい事故状況の特定を急ぐ。 
時事通信(27日2時更新)より

事故原因はハッキリされぬまま、ただ死者だけが増えていく状況でした。