福知山線電車脱線

 25日午前9時18分ごろ、兵庫県尼崎市久々知のJR福知山線尼崎〜塚口駅間で、宝塚発同志社前行き上り快速電車=7両編成、乗客約580人、高見隆二郎運転士(23)=の前4両が脱線し、先頭車両が線路脇のマンション1階にめり込むように激突した。県警によると、37人が死亡、負傷者は222人となった。
(中略)
 JR西日本によると、電車は1つ前の停止駅の伊丹駅で約8メートルのオーバーラン、バックして停止位置を修正した後、1分30秒遅れで出発。塚口駅を約1分遅れで通過したとみられる。現場は第1新横枕踏切の数十メートル手前の半径約300メートルの右カーブで、制限速度は時速70キロ。松下正俊車掌(42)が携帯電話で指令にオーバーランの報告をしていた際に脱線したという。高見運転士は運転歴11カ月。昨年6月にも学研都市線片町線)で快速電車を運転中、下狛駅で約100メートルオーバーランしたことがある。男性乗客は「伊丹駅を出発した後、いつもよりスピードが出ていた」と話していた。
時事通信より)

 上のニュース記事は、あくまで事故発生直後のものです。28日朝現在、死者97名・負傷者は450人超にも達し、さらに伊丹駅でのオーバーランが8メートルとありますが、実際は40メートルということが分かっています。